2013年 冬号

世界の学校

香港:アメリカン・インターナショナルスクール(2)

将来の生活に響く、外国語習得

 日本人が通常、母国語以外の外国語といわれて、思い浮かべるのは英語だと思います。香港の場合、9割以上は広東語を母国語としているので、北京語と英語が最も関心の強い外国語に。このほか、日本語に対しても関心が強いなど、香港はまさに他に類を見ない多言語社会です。

北京語のクラスの様子

 北京語は、中国政府の方針で香港の返還と同時に必修科目となり、幼稚園や小学校から習い始めます。これらの言語の習得が、子どもの将来の生活の質をも変える事態にもなることから、親は言語学習に相当熱が入ります。

 娘は、アメリカン・インターナショナルスクールで、2つにレベル分けされている北京語の下のクラスに所属。転校生でも、まずは教科書の単語を覚えること、詩を暗記すること、日記を書くこと、ディクテーションといって、先生の話し言葉を北京語で書くことを、厳しく指導されました。 授業は週3回。日本語と似て非なる北京語に戸惑いを感じ、悔し涙を浮かべながらも頑張るほかなく、やがて努力は実を結び、帰国するときには、習得が遅い低学年の生徒に教える程になりました。
(佐藤雅子:香港在住4年)

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