チャイム 2013年冬 首都圏版
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ルシフェラーゼ溶液(A液)と、ルシフェリンとATPの混合液(B液)を混ぜることで、暗闇で光を確認することができます。混ぜた後に50度程度のお湯へつけると色や明るさの変化をみることができます。温度による変化を通じて、タンパク質の高温に弱い性質を体験できます。実験例1 ホタルの光を作り出そう!「新しい教材を積極的に取り入れたい」「生徒が参加出来るイベントの情報がほしい」といった先生方を、教育応援プロジェクト参加企業が応援します。各企業が出前教室・イベントの情報などをお届けします。本プロジェクトへご賛同いただけましたら、ぜひ無料登録を。登録すると、メールマガジンのお届けの他、冊子「someone」、「教育応援」の新刊をお届けします。 ホタルの生態をクイズ形式で理解し、ホタルの発光が成虫だけでなく、卵や幼虫のときにも見られる種類があることを知ります。その上で、ホタルの発光の原理を、3つの登場人物(ルシフェリン、エネルギー、ルシフェラーゼ)のショー形式で楽しく学んだ後に実際にホタルの光を作って観察します。ますます重要になるホタルの光をテーマに、生物が作り出す光について考えながら、タンパク質の性質について実験を通して学ぶことができます。発光の原理を知ることで、酵素の性質についても理解することができます。ホタルの光は何からできているでしょうか。必要な材料は、簡単には3つになります。光のもとであるルシフェリン、エネルギーであるATP(アデノシン3リン酸、酵素たんぱく質であるルシフェラーゼです。ルシフェリンが光るために、ルシフェラーゼがATPをルシフェリンに運びます。酵素(ルシフェラーゼ)が基質(ルシフェリン)が結合し、ATPを消費することで光を発します。対象単元:6年 人と動物の体(タンパク質、消化酵素)原 理使い方暗闇をホタルの光でいっぱいにしよう! ATP ATP理数全校生徒、全学年生徒を対象としたサイエンスショーの例教育応援先生へご登録ください!登録無料 http://goo.gl/VjLXrの実験授業

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