チャイム 2013年春 首都圏版
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「受かるとうれしい!」の体験が、子供の算数に対するヤル気をアップする「実用数学技能検定」。この春から、小学生程度と未就学児童向けの級の呼称が“算数検定”となり、子供にもより親しみやすくなりました。「実用数学技能検定」の12級~6級の呼称が“算数検定”になりました日本数学検定協会☎03(5660)4804※月~金曜9:30~17:00(祝日・年末年始・同財団の休業期間を除く)http://www.su-gaku.net/体験が、子どものヤル気につながるのかもしれませんね。 検定階級は、12級から1級まで14階級(準2級・準1級を含む)。小学生レベルに該当するのは、11級(小学1年生 実用数学技能検定は、算数・数学の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る検定。財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。今までは〝数学検定〞でおなじみでしたが、この春から、小学生程度と未就学児童向けにあたる12級〜6級を〝算数検定〞と呼ぶことになりました。 第1回を実施した1992年以来、受検者数は増え続け、今や累計受検者数は350万人を突破! 数学検定を実施する学校や教育機関も1万5000団体を突破しました。 同協会が行った「数学検定活用に関するアンケート調査」(上参照)によると、実施校の先生の95・7%が「数学検定は児童・生徒の学習意欲の向上につながる」と回答。また、受検者の91・4%が「数学検定を受検して学習意欲が向上した」と回答しています。 最近では、PTAや地域と協力して、〝算数検定〞を実施する小学校が増えています。 実施校の先生からは「児童自身に〝自信〞と〝意欲〞を感じさせるために検定を利用している」「自分が挑戦したいレベルで受検できるのが魅力」「算数ができない子も受かるとうれしいようで、取り組む姿勢が変わってきた」などの声も。「ボク(私)だってやればできる!」という成功5人集まれば学校の教室で受検が可能算数の実用的な技能を絶対評価システムで測る程度)〜6級(小学6年生程度)です。検定料は12級〜9級が1500円、8級〜6級が2000円。検定合格者には「合格証」が発行されます。 検定試験は、5人集まれば団体受検となり、学校などを受検会場として実施することが可能です(1級を除く)。詳しくは、左記へ資料請求を。自分を試せる、自分を伸ばせる!“算数検定”でヤル気をアップ 「団体受検について詳しく知りたい」という先生に、小学生レベルに該当する11級~6級の過去問題をはじめとした算数検定の資料を送付。申し込みは、ファクスまたはWEBで。【ファクスの場合】先生の名前、担当学年、学校の名称・住所・電話番号を明記して、(財)日本数学検定協会へファクスを(財)日本数学検定協会「チャイム」係FAX 03(5660)5775【WEBの場合】サンケイリビング新聞社(受付代行)のサイトにアクセスし、必要事項を記入して申し込みをhttp://chime.living.jp締め切り=5月31日(金)必着※ 検定資料は(財)日本数学検定協会から発送。応募者の個人情報は発送のみに使用検定資料には、実際の過去問題も入っています過去問題をはじめとした“算数検定”の資料を送付 下の図のように、駅、病院、家、学校があります。家から病院までの道のりは、家から学校までの道のりより何m長いですか。こんな問題が出ます 問題は、身近な生活に役立つ算数技能を問うものも出題されます。身近な題材に触れることで、算数への興味・関心を高めることが期待できます。このマークが目印駅学校家病院600m800m550m【問題例】 9級(小学校3年生程度)受検者の回答※ 「数学検定活用に関するアンケート調査」から(2007年財団法人日本数学検定協会調べ)数学検定(算数検定)は学習者の学習意欲の向上につながっていると思いますかQA実施校の先生の回答 そう思う91.4%そう思う95.7%そう思わない3.1%無回答1.2% そう思わない8.6%

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